宇宙、そこは最後のフロンティア

自分が感じている事を、雑多に気ままに書き連ねる、お気軽ブログです。ブログタイトルは大好きなスタートレックからの引用で、内容とは何の関係もありません。

宝くじと期待値、そして価値観

数学の確率の分野に期待値と言う考え方がある。簡単に言えば、例えば、宝くじを仮に全パターン買った際の1枚辺りの平均当選金額が期待値だ。

数学の問題では、「この宝くじを買うのは得か損か?」と言う問がよく出題される。要するに、宝くじの値段が期待値より安ければ得、高ければ損と言う訳だ。

しかし、自分はこの問題が、気に入らなかった。期待値はあくまで平均の話しであって、損する人もいれば、得する人もいる。

一般的な宝くじの場合、圧倒的多数は確かに損をするし、全体を平均すれば損をする事は間違いないけど、ごく一部の人が凄まじく得をする。
これを損と見るか得と見るかは価値観の問題であって、数学の範疇ではない。

だいたい、宝くじの値段が期待値より高いのは、商売である以上、当たり前の話しで、そうでない宝くじなんて基本的には存在しない。
数学の問題にするなら、この宝くじ販売で利益を得るには一枚の値段をいくら以上にすべきか?とかが妥当でしょう。

ちなみに自分は毎月3000円程度を宝くじに費やしている。基本、捨てるつもりで。
毎月、3000円を失っても、別にそれで生活レベルが落ちると言う事はない。
>毎月、3000円捨てる事で、ほんのほんの僅かでも、実力では到底得られないであろう、そして生活レベルどころか、人生すら変わるレベルの、億単位のお金が手に入る可能性を得られるのなら、それは自分にとっては「得」なのです。

ひろゆきが、宝くじを買うような人間は、自分は中学レベルの数学も理解していませんと言っているようなものと言っていたけど、全く納得出来ない。

まあ、ひろゆきみたいに元から億単位の収入とかがありそうな人の場合、宝くじが当たったところで、人生変わるわけでもないだろうから、魅力を感じないのは理解できるけど。

宝くじを買うことを、夢を買うとは、よく言ったものだと思う。そう、宝くじは庶民にとっての夢だ。